これまでの関連記事
アメリカ音楽ルーツ★ガイド 監修:鈴木カツ
こちらの本を見ていたらp163-165にNorthern Soulの項を鈴木啓志氏が書いてました。
さすがに全文載せる訳にはいかないですが。
要約すると
・60年代ロンドン在住のソウル評論家デイヴ・ゴーディンが、イギリス北部に住む人達の好むソウルがいささか異なり(恐らくロンドンと比較してだと思う)、彼らの好む音楽をノーザン・ソウルと呼んだ。
・アメリカでのノースと言えばデトロイトやシカゴ
・オーケーレーベルやモータウンがシカゴ、デトロイト発祥であり、ここから広がったソウルと、踊りが結びついた。
・この音作りは66年あたりをピークにして、68年頃ファンクが入り込むことでアメリカでは下火になったが、70年代に入ってもマンチェスター付近の北部ではレア盤をDJがかける文化がにおこった。(その結果としてレア盤が海賊版として作られたりして、高値で取引されている点、およびノーザンソウル=レア・ソウルの価値観に鈴木啓志氏は苦言を呈している)
鈴木啓志氏の選曲が興味深く
Major Lance - Monkey Time (1963) HQ Audio
Four Tops
The Four Tops-I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch)
The four tops - It´s the same old song
Chairmen of the Board : "Give Me Just A Little More Time" (extended version)
このCDも「カスも散見されるが」とはっきり述べているのも小気味が良い。
詳細はこちらをご覧ください。
これにも関連記事があるみたいだが、ちょっと高いな
blues & soul records (ブルース & ソウル・レコーズ) 2008年 04月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ブルース・インターアクションズ
- 発売日: 2008/02/25
- メディア: 雑誌
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これも欲しいが、、、手が出る値段だがどうしよう。まだまだ鈴木敬志さん元気だろうから、25年前の本だから手を加えて電子書籍とかで出してくれないかな。
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