It's a CD 断捨離 life

思うところがあって、CDを処分することにしました。4半世紀にわたる音楽遍歴の歴史を振り返りながら、今でも鑑賞に耐えうる良い音楽を紹介していきます。主な守備範囲は、ロック、ソウル。

64日目 小坂忠、裸のラリーズ

64日目
f:id:lyledansyari:20190421091806j:image

 

Aaron Neville "Soulful Christmas"

  アーロン・ネヴィルがクリスマスソングを歌って悪いわけがない!私のItuneのいちばん最初に来るミュージシャンがAaron Nevilleです。AAで始まる名前は中々いない。

 これはストリーミングで聴けるので処分。

Soulful Christmas

Soulful Christmas

 

小坂忠 HORO 2010

 この人も歌がうまい!1975年の「ほうろう」のマルチトラックが発見されて2010年にボーカルを取り直して発売。グループサウンズ「フローラル」小坂忠、柳田ヒロ、菊池英二で活動。ここの細野晴臣、松本隆が合流してAPRYL FOOL結成。1969年9月にアルバムが出る前に解散。

 小坂忠さんの音楽歴すごいな。

chu-kosaka.com

 バックがすごい。レコーディングメンバー:細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆、矢野顕子、吉田美奈子、山下達郎、大貫妙子、ストリングス&ホーン・アレンジ矢野誠。タツローさんはコーラスで入っています。バックがティン・パン・アレーってことですね。

 日本のソウル!と区分されることがおおいけど、それほどソウルか?モータウンのような快活な感じではないし、サザンソウルほどディープではない。そういう意味では日本の独自性が出てきた意味でマイルストーンな作品だと思うんですよ。

 バックの演奏のティン・パン・アレーもジャンルが分からないような曲作っているし、なんて言えば良いんだろう。YMOみたいな、と言ったらそりゃ細野晴臣さんがティン・パン・アレー後作るわけだし、Sun Ra程ジャズ寄りではないし、キャプテンビーフハートほどブルース寄りでもないから、フランクザッパみたいな感じって言えば良いかな。ざっぱも山ほどCDあってどの部分が似ているか?と言われると困るのだけど、このジャンル分けの難しさと演奏レベルの高さと言う点で。

HORO2010

HORO2010

 

 萩原健太さんがこの本で触れています。

、、、彼らがまだバンドらしさをも内部に孕ませながら斬新なサウンドを僕たちに向かって放ち続けてくれていた全盛期の記録 

70年代シティ・ポップ・クロニクル (ele-king books)

70年代シティ・ポップ・クロニクル (ele-king books)

 

 1975年の名盤として載っています。

 

シティ・ポップ 1973-2019

シティ・ポップ 1973-2019

 

 

ちちんぷいぷい

 こちらはボーカルの酒井杏さんと。佐藤克彦さんのユニット(関連記事)、上の小坂忠さんのライブのサポートで来ていたときに買ったかな。

kyo.sato-ke.net

Black Magic Voodoo Cafe "勝手にしやがれ”

これはストリーミングで聴けるので処分。なんで買ったんだろう?カミさんのかな?

ブラック・マジック・ヴードゥー・カフェ (初回限定盤)(DVD付)

ブラック・マジック・ヴードゥー・カフェ (初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 勝手にしやがれ,勝手にしやがれ+オダギリジョー,勝手にしやがれ+THE ZOOT16,勝手にしやがれ+EGO-WRAPPIN’,武藤昭平,オダギリジョー,THE ZOOT 16,EGO-WRAPPIN’
  • 出版社/メーカー: 勝手にしやがれ
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: CD
  • クリック: 2回
  • この商品を含むブログ (32件) を見る
 

 

裸のラリーズ Double Heads

 こんなところに裸のラリーズ。以前某大学の教授になった先生に教えられた一枚(関連記事)Spencer Wiggins、O.V. Wrightとこの裸のラリーズだったな。食事は自宅で焼き肉だった。裸のラリーズ、ギターの水谷孝氏が中心となっているグループ山口冨士夫さん(関連記事)、久保田麻琴さんらが入れ替わりで参加。

 曲は強烈に歪んだギター、エコーとフィードバックがかかった何とも言えない音楽。


裸のラリーズ(Les Rallizes Denudes) ~ 夜、暗殺者の夜

強烈な印象を受けて、ほしいなと。先生に教えてもらった1999年頃は本当に流通していなくて、ヤフーオークションでは数万。中古屋ではまず出会わなかったな。

 数年前に中古屋でこのCDを見つけて購入。内容はラリーズです。確かにブートではあるようだし、セットリストは以下のようにあり、

DISC 1/2 

昭和55年8月14日 渋谷・屋根裏

1.造花の原野

2.夜より深く

3.白い目覚め

4.夜、暗殺者の夜

5. Unkown

6.夜の収穫者達

7.The Last One

DISC 3/4

昭和55年10月29日 渋谷・屋根裏

1.夜より深く

2.氷の炎

3.夜より深く#2

4.Enter the mirror

5. 夜、暗殺者の夜

6.The Last One

確かに一番詳しいとされる下記のサイトにもある

rallizes.blogspot.com

  ここ数年で流通が良くなって、何故か一部ストリーミングでも聴けるし。

Les Rallizes Dénudés 1980-1981 - 渋谷屋根裏 1980/8/14 vol.1

Les Rallizes Dénudés 1980-1981 - 渋谷屋根裏 1980/8/14 vol.1

 
Les Rallizes Dénudés 1980-1981 - 渋谷屋根裏 1980/8/14 vol.2

Les Rallizes Dénudés 1980-1981 - 渋谷屋根裏 1980/8/14 vol.2

 

脱退後に日航機「よど号」をハイジャックして北朝鮮へ亡命した若林盛亮に話を聞いた記事もあります

https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/rallizes1

湯浅学さんとの対談?(FAXでのやり取りのようです)

chimidoro.exblog.jp

 まあ、謎で売っているから謎でないといかんのでしょう。どの録音もやっていることは一緒だし、「三億円強奪事件」とか「日航機墜落事故」とかと同じように、いろいろな噂が流れるのでしょうね。

 日航機墜落事故といえば、青山さんの本が読み応えあります。

日航123便墜落の新事実  目撃証言から真相に迫る

日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

 
日航123便墜落 遺物は真相を語る

日航123便墜落 遺物は真相を語る

 
日航123便墜落 疑惑のはじまり: 天空の星たちへ

日航123便墜落 疑惑のはじまり: 天空の星たちへ

 

 植草一秀さんも記事にしているし。

uekusak.cocolog-nifty.com

毎年夏になるといろいろな記事が出ます。

biz-journal.jp

 これが科学的かな。

新書885日航機123便墜落 最後の証言 (平凡社新書)

新書885日航機123便墜落 最後の証言 (平凡社新書)

 

 まあ、陰謀論みたいなのはずっと残っていくだろけど。

 話がずれたけどこの辺で。

 

  通算3/5、176/491 残したモノ/チェックしたモノ 

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村