- The Masters of Sacred Steel
- ピーター・バラカンさんの推薦
- Boz Scaggs
- Neil Young "After the gold rush"
- Sounds of Bali
The Masters of Sacred Steel
これは名作。恐らくレシーブ二郎さんから教えてもらったはず。ここから拝借します。
斜線部引用
普通ゴスペルの伴奏楽器というとオルガンとピアノが真っ先に思い浮かぶわけですが、アメリカはフロリダ州のハウス・オブ・ゴッド教会ではの二つの会派だけに、エレクトリック・スティール・ギターを含むバンドがゴスペルの伴奏をする「セイクリッド・スティール」呼ばれるスタイルが長く伝承されてきました。リッケンバッカー社が世界最初のエレクトリック・ギターであるフライパンと呼ばれるスティール・ギターを発売するのは1932年ですから、その直後からこのスタイルが用いられたものでしょう。本当は教会にオルガンが欲しかったけれど、片田舎の貧しい教会では高価なオルガンが買えず、もしかしたら、その代用としてスティール・ギターが用いられるようになったのかなぁなどと想像するのですが、正確なところはわかりません。
そんな長い歴史をもつ「セイクリッド・スティール」ですが、世界的な注目を集めるようになったのは21世紀になってからでしょう。アーフーリー・レコードなどは、それ以前から「セイクリッド・スティール」のコンピレーションをリリースしていましたが、やはり、ロバート・ランドルフがソロ・アルバムをリリースしはじめた2002年くらいから、多数のコンピレーションが発売されたりして多くの注目を集めるようになってきました。アメリカに白人のオルガン奏者、ジョン・メディスキという人物がいます。彼はメディスキ・マーティン&ウッドというグループで、ジャズ、ロック、ヒップホップなどを融合した新しい音楽をつくっていましたが、1999年にロバート・ランドルフのプレイに触れて触発され、ノース・ミシシッピ・オールスターズのディッキンソン兄弟(先頃亡くなったジム・ディッキンソンの息子達です)を誘って、ランドルフをフィーチャーした『The Word』というインストのゴスペル・アルバムを2001年につくりあげます。
文句なしの名コンピ。個人的には、ブルームーンカルテットにこういうスタイルでやってもらい対です。
ストリーミングでないので残留

- アーティスト: オムニバス,モリス・“テッド”・ビアード・ジュニア,オーブリー・ゲント,ザ・キャンベル・ブラザーズ,サニー・トレッドウェイ,キャルヴィン・クック,グレン・リー,ウィリー・イーソン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/11/16
- メディア: CD
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ピーター・バラカンさんの推薦
教会でスティール・ギター?高揚が伝わる好編集盤(P231)
Boz Scaggs
これはBoz Scaggsの1969年作品。バックがDuane Allmanで、マッスル・ショールズ産ドという素晴らしい出来。1980年代よりコチラの時代が好きです。ストリーミングで聴けるので処分
Neil Young "After the gold rush"
1970年ソロ3枚目。CSN&Y在籍中に発表。凄いクリエイティブな時期だな。
ストリーミングで聴けないので残留
Sounds of Bali
誰かのお土産。聞かないだろうから処分
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