タツローマニア(会報誌)を読んでいたら1997年4月13日オンエアリストが載っていました。
- タツローサンの定義
- Lura Nyro "And When I Die"
- Carpenters"Yesterday Once More "
- Club Nouveau " Lean On Me"
- Abba"Dancing Queen "
- Turtles"Happy Together"
- 菊池桃子"アイドルを探せ "
- ピンク・レディー"カルメン '77"
- ザ・ワイルド・ワンズ"青空のある限り"
- Percy Sledge"When A Man Love A Woman"
- RCサクセション"ぼくの好きな先生"
- The Beatles"Please Please Me"
- 東京ビートルズ" プリーズ・プリーズ・ミー"
- タツロー氏のカバー論
- Eric Carmen"All By Myself"
- Bill Withers "Grandma's Hands"
- Blackstreet "No Diggity"
- 電気グルーヴ "Shangli-La"
- Silvetti "Spring Rain"
- こういう手法はいくらでも行われている(サンソン関係ない話)
- Nite Flyte If you want it
- 山下達郎”Sparkle"
- Beck "Sexx Laws"
- Sly and the family stone "Running Away"
- ウルフルズ”大阪ストラット”
- 大瀧詠一”福生ストラット”
- The Meters "Chiken Strut"
- Tyler the Creater "GONE, GONE / THANK YOU"
- 山下達郎 "Fragile"
- Beck "Deviles Haircut"
- Them "I Can Only Give you everything"
- Beck "Jack-Ass"
- Van Morrison "It's all over now"
- Coutney Pine
- Smoke DZA ”Still On feat. Fat Trel"
- タツローさんが語る「オールディーズを聴く意味」
- 山下達郎"踊ろよ、フィッシュ"
タツローサンの定義
現代の耳でも鑑賞に堪えうる=Oldies (But Goodies)
過去を懐かしむ生活の対照化としての曲=懐メロ
歌詞の面でも20年30年経っても内容的に共感出来る普遍的なテーマを持っているかも評価対象。
サンプリング(規制の音楽の一部を使って、自分の曲を展開するのは一種のコラージュであって、批評性と言ったものが勝負になってくる。
この辺はタツローマニアにかいてあります。
Lura Nyro "And When I Die"
オールディーズ。1967年の作品
Carpenters"Yesterday Once More "
オールディーズ。1973年の作品、これぞカーペンターズ。
The Carpenters- Yesterday Once More Lyrics
Club Nouveau " Lean On Me"
1986年作品。懐メロな感じがします
Club Nouveau - Lean On Me (Pump it Up) [Reprise]
ここまではそれぞれ60年代。70年代、80年代って感じかな。
でもタツローさんが自身の音楽番組で、好きではない音楽をかけるか?という疑問があります。
Abba"Dancing Queen "
1976年作品。映画などでこの時代を象徴するような使われ方するから懐メロ感あり。
Turtles"Happy Together"
1967年作品。古くくさくないな。オールディーズ。
菊池桃子"アイドルを探せ "
1987年作品。懐メロ枠で出たんじゃないかな。画像を見るとより懐メロ感があり。
作曲編曲が林哲治さん(竹内まりやのSeptemberなどを編曲、その他多数作品あり)なので、評価しているのかもしれない。
ピンク・レディー"カルメン '77"
1977年作品。映像見てしまうと、懐かしのメロディー感あるけど楽曲は古くさくない。
ザ・ワイルド・ワンズ"青空のある限り"
1967年作品。懐メロ感ありますが、ギターの音が格好良い。
ザ・ワイルド・ワンズThe Wild Ones/青空のある限りAozora No Arukagiri (1967年)
Percy Sledge"When A Man Love A Woman"
普遍的な歌詞。これは名曲。1966年作品
Percy Sledge - When a man loves a woman
鈴木啓志さんの本が面白い(サンソンとは関係ありません)
この中でこの曲の演奏がえらく素晴らしいと考察しています。
ゴースト・ミュージシャン ソウル黄金時代、アメリカ南部の真実
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RCサクセション"ぼくの好きな先生"
1972年。出だしのカズーが印象的。これも普遍的な歌詞。タバコを吸う人はいなくなってきている点が吹くくさくなっているが、
The Beatles"Please Please Me"
私も大好き、ビートルズ。
The Beatles - Please Please Me
東京ビートルズ" プリーズ・プリーズ・ミー"
これはカバーというよりコピーなんだけど、なんか気になる演奏です。コピーと言うには演奏はゆるい。歌詞が爆笑モノ。1964年これ以前にジャズに日本語の歌を付けるのはあったはずだけど、日本語歌詞はないかもそういう点では新しい
タツロー氏のカバー論
オリジナルとの喧嘩であり、優れているところがないとカバーじゃない。
みたいな事をしばしば言ってますので・
Eric Carmen"All By Myself"
1975年のオールディーズ。これは全く古くない!
Eric Carmen - All By MySelf (1976)
Bill Withers "Grandma's Hands"
クラッシックソウル。1971年
Bill Withers - Grandma's Hands (Audio)
Blackstreet "No Diggity"
こちらは上記のBill Withers "Grandma's Hands"をサンプリングしています。
Blackstreet feat. Dr. Dre & Queen Pen - No Diggity Lyrics
電気グルーヴ "Shangli-La"
1997年電気グルーヴのトップ10入り。出た年にかけているからタツローさん電気グルーヴは注目していたんだ、きっと。
Silvetti "Spring Rain"
電気グルーヴのShangli-Laの元歌。
Bebu Silvetti - Spring Rain 1976
最近では大ヒットしたDA PUMP "USA"
Joe Yellow "Neo Style"
U.S.A - Neo Style / Joe Yellow
こういう手法はいくらでも行われている(サンソン関係ない話)
Nite Flyte If you want it
Niteflyte - If you want it (video/audio edited & restored) HQ/HD
山下達郎”Sparkle"
上の曲を参考にしたことを公にしていますし。
Beck "Sexx Laws"
Sly and the family stone "Running Away"
の一部だし。
Sly & The Family Stone - Runnin' Away (Audio)
ウルフルズ”大阪ストラット”
ULFULS: Osaka Strut [PV - Eng Subs]
大瀧詠一”福生ストラット”
こちらのカバーである事は明白。
The Meters "Chiken Strut"
これが元々曲でしょう。
サンプリングでは最近話題の
Tyler the Creater "GONE, GONE / THANK YOU"
後半にあります。少しアレンジしてあるから、やはりサンプリングという形。
GONE, GONE / THANK YOU by Tyler, The Creator lyrics
山下達郎 "Fragile"
これが元曲
タツローさんの曲もっとサンプリングされそうだけど。
Beck "Deviles Haircut"
アルバム Odelayより
Them "I Can Only Give you everything"
こちらが元曲。
Them - I can only give you everything
Beck "Jack-Ass"
同じく。
Van Morrison "It's all over now"
こちらが元曲
Van Morrison - It's all over now (baby blue)
Coutney Pine
ストリートファイターのダルシムのヨガファイヤ
Courtney Pine / in the Garden of Eden ( thinking inside of you )
Smoke DZA ”Still On feat. Fat Trel"
ルパン三世
温故知新で昔の音楽を知って、新しい音楽を生み出すためやこういう鑑賞法のために古い音楽を聴くのも意味があることだと思います。
タツローさんが語る「オールディーズを聴く意味」
「どこまで本物で、どこまで偽物か。どこまで剽窃で、どこまでコラージュと言った創造性か。オールディーズを知らないとそういう境がなくなってしまう。だから今こそオールディーズを聴く必要があるのです!
と
本題に戻って
山下達郎"踊ろよ、フィッシュ"
これはあんまり関係ないと思います。
こんな感じで備忘録を兼ねてたまに紹介します。
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