36日目邦楽中心
細野晴臣
大御所の細野晴臣さん。この巨人のCDは捨てられない。一部ストリーミングで聴けます。海外の音楽の要素を日本語で唄ったというのに衝撃を受けました。日本語で歌って良いんだ!という点が特にすごい。大学後半まで洋楽一辺倒だったが、日本にこんな良い音楽があったことに衝撃。
日本の音楽は(民謡とか歌謡曲を除いては)
60年代のロカビリーブームがあって(ミッキー・カーチスら)
ビートルズの襲来(およびベンチャーズのエレキ)→グループサウンズ
フォークソング系(アメリカのベトナム戦争反対と日本の60年、70年安保などと混ざってプロテストソング、マイク眞木ら)
このあたりで、はっぴいえんどらが洋楽に日本語を載せた(デビューが1970年!)
他には独自路線の
松任谷由実
70年代後半に
サザンオールスターズ
YMO
が出て来るという流れでしょうか。
TROPICAL DANDY
1975年の作品。古いジャズ、カリプソ、アジア圏の要素などが感じられる。
泰安洋行
1976年の作品。ニューオリンズサウンドに日本語歌詞を載せた!1972年のDr.JohnのGumboの影響あり。あんまり詳しく威嚇のは好きじゃないけど、
1.喋々さん
ニューオリンズ+沖縄民謡+Doo Wop(バックが大滝詠一と山下達郎!)
2.香港ブルース
Hoagy carmichaelんも名曲をニューオリンズ風に料理
3.「サヨナラ、ジャパニーズ・フェア・ウェル・ソング」
4.ルューチュー・ガンボ
は沖縄民謡+ニューオリンズ。ハイサイおじさんが入っています。
5.泰安洋行
6.東京シャイネスボーイ
7.ブラック・ピーナッツ
8.チャウ・チャウ・ドッグ
9.ポンポン蒸気
ニューオリンズピアノ+ハワイアンスティールギター
10.エキゾチック・ララバイ
萩原健太さんの本にも登場
相変わらず英米への同化願望と、その裏返しのコンプレックスが根強くはこびる日本のポップシーンに突きつけた衝撃的かつ実践的な発想の転換
70年代シティ・ポップ・クロニクル (ele-king books)
- 作者: 萩原健太
- 出版社/メーカー: Pヴァイン
- 発売日: 2015/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2019年10月4日−11月4日まで開催!
みられて良かった!
Crown Years
上記二枚を含むボックスセット。
- アーティスト: 細野晴臣,ティン・パン・アレー,馬場こずえ
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2007/02/07
- メディア: CD
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演奏もすごいですが、この歌詞のセンスが良い。
パイレーツカヌー
海賊音楽。と言うわけではないです。ジャンル分けが難しい、強いて言えばアコースティックでのルーツ音楽です。とてもいい。
ふと思ったのが「ジャンル分けしにくい」という事が商業ベース(音楽をお金に換えようとしている人)には困るんじゃないか?
大体の聴衆は、本当に音楽が好き、というより、みんなが好きだから(流行っているから)聴くみたいなところがあって(服の流行みたいなモノで)安心感が欲しいのかも。
本当に音楽好きな人達は、色々な音楽を聴いているわけでそれを消化吸収して表現すると色々な要素が入るのは当然なわけで、こういう音楽は客層が絞れないから商業的には困るんじゃないかなと、そういう理由で、良い音楽でも演奏でもアンテナが張っている人にしか届かないのかも。
良くわからない話になりましたが、
アマゾンリンク見つからず。1,2,3アルバムとサンフランシスコライブです。
Our Love
前回もでたピアニストFumingさんリーダーのグループ。2008年に解散しているようです。3人組のジャズユニット。とは行っても、「どジャズ」ではありません。私には古いアメリカの映画音楽の要素が強く感じます。
佐藤克彦
日本のギタリスト。日本人でスライドギター上手なひとというと、内田勘太郎さん、佐藤克彦さん、日暮士歳郎さんあたりでしょうか。
小坂忠さん、Ban Ban Bazarのサポートなどで見ることが多いです。
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