It's a CD 断捨離 life

思うところがあって、CDを処分することにしました。4半世紀にわたる音楽遍歴の歴史を振り返りながら、今でも鑑賞に耐えうる良い音楽を紹介していきます。主な守備範囲は、ロック、ソウル。

373日目山下達郎3枚(Moonglow, Melodies, Big Wave)


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山下達郎

Moonglow

 

1979年の4枚目

タツローマニア 015 (1995年秋)から印象のに残って思い出せるところを箇条書き

・Bomberのスマッシュヒットで全国ツアーの道が開けた
・79年4月に先行シンルグルLet's Kiss the Sunを発売
・78-79年に桑名正博が大きくブレイク
・78年末のライブはポンタ、79年に入ってからユカリ、田中章弘、難波弘之、椎名和夫とツアーの練習を始めた。
・Bomberが何故売れたのか分からない、けど神輿に乗ろうと思った。レコード業界のシステム、宣伝、販促、営業がどのように動いて行くか知りたかった。自分がプロデューサーになったときにプラスだろうと
・フジパシフィックにデモテープを渡す予定だったけど、全くできていなくて。原宿のパレ・フランセの前で Flying all day 時を超えーのメロディが魚感で、スタジオを借りてレコーディングをして、美奈子歌詞を書いてもらった。ヘッド・アレンジだからロックンロールかディスコか分からない。
・RIDE ON TIMEより曲調は圧倒的に渋い(リズム隊が違うからかもしれない)
・この頃はブラックミュージック一辺倒だったか。「SUNSHINE」以外はポリリズム
・FUNKY FLUSHIN’は会心作
・GO AHEAD!に比べると迫力に欠けるのはミキサーのせい
・ベン・E・キングは今でも十分鑑賞に堪えうる、おなじ61年ポール・アンカは全くダメ。オーディオの問題。デイブクラーク・ファイブ、スペンサー・デイヴィス・グループはOk、ホリーズは録音をいじりすぎていて、今聞くともの凄く陳腐
・RIDE ON TIME,FOR YOUはプロデューサー的、MELODYSからシンガーソングライター的にに
・ユカリがたたけない曲は作らない。
・CRICUS TOWNやESCAPEみたいな曲は入っていない。
・この頃偶然に青山純にあった。79年秋からメンバーを変えてツアーを行なった。

 

  • 夜の翼

・日本語のドゥーワップを作りたくてたまらなかった。
・SF作家のロバート・シルヴァーバーグの「夜の翼のイメージ
・SFよりファンタジーが好き。ブラッドベリ、ビアス、エドガー・アラン・ポー、ラヴ・クラフト、白鯨のメルヴィン。フレドリック・ブラウン
・ハインラインの「夏の扉」に感動して、一時期ハインラインの小説をむさぼるように読んだ。・
・「夏の扉」は難波弘之君のソロ・アルバムのために作った曲。美奈子の詞が先、もう一つ「苺色の窓」というブラッドベリの小説家からインスパイアされて作った曲がある手塚治虫のイラストがジャケットになっている難波君のアルバム(センス・オブ・ワンダー)に入っている。

  • 永遠のFull Moon

・Let's dance babyの二番煎じ、スネアのポイントを変えた。
・このリズムパターンはマイアミのTKサウンド。マイアミにジェイムス・ストラウドという作曲家としても優秀なドラマーがいて、その人がつくる様な曲にしたかった。
・この頃はマイアミ・ソウルに結構凝っていた。KC&サンシャインバンドとか

  • Rainy Walk

・アン・ルイスのアルバム(ピンクキャロット)をプロデュースしていたときのアウトテイク
・高橋ユキヒロ、細野晴臣、佐藤博、松原正樹というメンツ
・この曲のパターンは典型的なシカゴ・ソウル。Chi-Lites, heaven & Earth、Dells, Gene Chandlarいわゆるシャイサウンドでノーザン・ソウル、それを一人でコーラスを立てた。
・ユキヒロのドラムがシカゴソウル、モーリス・ジェイニングス、クリントン・ジョセフみたいな感じ;

Storm
・基本はシカゴ・ソウル
・Lost Generationとかああいう感じのサウンドを目指した。
・Chi-LitesのColdest days of my lifeみたいなSEを入れたいと思った。
・ポンタ、岡沢章、松木恒秀、佐藤博のメンツ。このメンツでBLUE MIDNIGHTを作ったが、MELODIESまで持ち越した。

 

  • FUNKY FKUSHIN'

・ローランドのリズム・ボックスを持っていた。
・ルンバ、サンバとか特定のリズムパターンが入っていて、同時に3つ押すともの凄いリズムができた(ポリリズム)
・偶然できたリズムパターンを使った。そこにメロディを載せた。美奈子には軽薄な歌詞を書かせてもうまい
・スネアのバランスが異常に小さい。2トラックしか使えないし、サンプリングもなかった。
・Greatest HIts!でもう一回録音した。

  • HOT SHOT

・もろにアイズレー・ブラザーズ。Winner Takes Allをずっと聴いていた。
・ドラムがユカリ、ベースが田中章弘でアイズレーをやらない理由がない。
・ライブでの再現性を重視して作った。
・ダンスチューンを入れれば入れるほどアルバムとしての質は下がる。
・10年竜と捨て曲になるような曲をわざわざ作りたくない。

  • TOUCH ME Lightly

・GO Ahead!のアウトテイク
・キング・トーンズの為に書いた曲で、クリス・モスデルのかしが先にできていて後から曲を付けた。
・内田さんに裏声で歌ってもらおうと思っていたから、モーメンツとかワットノーツのようなオール・プラティナム系のニュージャージー・ソウルを医師k示威して作った。
・アップテンポよりバラードが好き。ビートルズにしてもデイヴ・クラーク・ファイブもアップテンポな曲をすべて飛ばしてビコーズとかカム・ホームの様なバラードしか聴いていなかった。

  • SUNHINEー愛の金色ー

・これはアース、ウインド&ファイアの曲にフィーリン・ブルーという、元フィフス・アベニュー・バンドのケニー・アルトマンが作った曲があって、ああいうやりたいと思って作った。8ビートの曲を作りたいと思って作った。
フィフス・アベニュー・バンドのジョン・リンドもEW&Fのブギーワンダーランドの作者

  • Yellow Cab

・これは単純なお遊び。ジョニー・ギター・ワトソンのみたいにソロが弾きたいと思ってそれだけの同期。
・朝五時まで歌入れをしていて、声が割れていた。心残りがある。
・NYでタクシー乗ってひどい目にあったことを美奈子に話して歌詞にしてもらった。

  • 愛を描いてーLet's KIss The Sun-

・Flying all dayーのフックから作った
・形式的によくできているから好み

これは1000万円かけて、24トラックで録音した。Moonglowが10万枚うれて、レコード大賞のアルバム賞を獲得した。「やっと売れてきたな」とおもった。
桑名正博の「セクシャル・バイオレットNo.1」はナンバーワン、竹内まりやも売れた。
79年秋から伊藤広規、青山純でツアーを始めた。
PMPとの2年間の契約が切れて自分で原盤をもつために、ワイルド・ハニー(現スマイルカンパニー)という会社を作った。このときのスタッフと16年間ずっとやっている。

タツローマニア080 (2011年冬)

にはこんな感時のことが書いてあった。
Go Aheadを発売したときに一度だけやったライブは村上秀一、岡沢章、松木恒秀、坂本龍一、難波弘之と豪華なメンバーだったが、ギャラが高かった。
ツアーは、ユカリm田中章弘、難波弘之、椎名和夫のメンバーで回った。
青山純と伊藤広規にあって、色々な曲ができるようになった。

ライブで演奏する事を前提に考えた。ポンタもユカリも得手不得手があった。

レコーディングがタイトで最後の一週間は毎日徹夜だった。
基本は5リズムの一発録り。

コンピューターレコーディングになっていく。
ぼくの中の少年の曲の半分くらいはライブで演奏できない。

バリーホワイトなんかはブラスが日本人で、リズムセクションも1.5流。
コモドアーズとかEW&Fの用にレコードと同じ糸がしていて、あっちの方が良いかな。とおもった 。
その当時は10万枚売れたら1年食えた。

81-82年は有線、地方局、地方のタウン誌が全盛だった。

テープレコーダーが24トラックになった。
テープもスコッチの206を使って猪野が、アンペックスの456にした。
トラックが増えた分細かくなった入出力レベルでいかに底上げするか。
音が湯がみっぴくなる。
スピーカーも2ウェイが3ウェイのJBL4325になった。
Ride on Timeのマスターテープがあまり好きじゃない。
(録音は)For You あたりで納得するようになったが、その後はデジタルになった。


トレンドを入れないとヒットパターンはできない、人がやっていないトレンドをやるしかないと思った。
永遠のFull Moonはマイアミのマラコ・レーベルのドロシームーアとかの路線
Funky Flush’はあの当時のポリリズム
Stormはフィリーのバリエーション
Rainy WalkはシカゴのR&B

日本ではやっていなかったから結構穴を狙った。

ウォークマンがでてきたのが大きい。
車なんかに乗って情景を聴きながら聴くと全然違う、アイズレーもインドアかアウトドアで全然違う。

ルーティンは買えないで、バリエーションを付けて行く事が難しい。
ヒット曲のメドレーが嫌い。
どんな曲も完奏する。
アレンジは曲の一部だから全然違う曲でやるなんて考えられない。

MOONGLOW (ムーングロウ)

MOONGLOW (ムーングロウ)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD
 

 

 

Melodies

1983年の7枚目 クリスマス・イブが入っている名盤。

タツローマニア 020 (1996年冬)より印象に残ったところを、名言

メロディは思いつき、冷感という名の偶然が、教育的な論理性に手助けされて生まれる。

自分自身の言葉で歌いたくなった。
81-82年は日本のアナログ・レコーディングがピークを迎えていた。
大滝詠一さんやRCサクセションの歌詞を聴いていて男の言葉は良いな、と思っていた。
自分の音楽がリゾート音楽ととらえられていてもう少し内省的な音楽をしたいと思っていた。
流行り物じゃない音楽をやりたかった
このアルバムはGo Ahead!に近い。楽曲の統一感のなさ、カヴァーのオタク度。
「クリスマス・イブ」の真ん中のア・カペラは1日がかりで作ったんだけど、家に帰ってカミさんにきかせたら「これはすごい」って感心してた。
このとき30歳、これから先の5年間何をするかは自分にとってすごく重要だった。
2-3年でだーっと売るだけ売ってぱっと散るのもありだったけど、それをミュージシャンとしての自分が許さなかった。
ムーン・レコードの役員で、稼ぎ頭だったから、自分のわがままだけ押し問う訳にには行かなかった。
このアルバムが地味なのはカッティングとプレスのせい
僕が歌詞を書く上で持ち続けているテーマは、都市生活者の抱く疎外感。そういうものと男のロマンティシズム。レイ・ブラッドベリ的なイリュージョン
GO AHEADのあとFOR YOUまで16ビートの音楽をやり続けた。ブラックコンテンポラリーが16ビートなんだけど、日本語をのせにくい。
クリスマス・イブは一人多重録音だし、悲しみのJODYは一人で演奏しているから、あのグルーブがでない。
だんだんライブがやりづらい。この時点からレコード至上手技

FOR YOUの延長でやったら80年代後半で息切れしたかもしれない。
引き出しが多いから生き延びた。16ビート、8ビート、洋楽邦楽。ファンクの帝王だと思っている人がいたり、ビーチボーイズオタクだと思っていたり、自分はプロデューサーだと思っている。
トレンドを意識してつくっていないからからイマでも干渉に耐えるとおもったりる。
「夜翔」は弦とブラスを入れない方が良かったと、当時のトレンドを入れてしまった。
ロックインロールにおいてはスモールコンボの演奏こそが時代の推移に耐えうる。

楽器の選択にもトレンドがあって、ホンモノの楽器をやるかシンセをするかでも、流行に左右される。
70年代中期のフィリーソウルはサウンドは古くさくない、同じことやっている80年代の中期のソウルだとシンセの音が陳腐。
娘に「ゲーセンの音楽?」と言われた

クリスマスイブはまりやの「ポートレイト」のために書いた。6年以上経ってナンバーワンになったから良くわからない。
高気圧ガールは17-18位で50まんまくらい売れた

  • 悲しみのJODY

TBSラジオの「サウンズ・ウィズ・コーク」のために作ったテーマソング
Sounds of coke =She was cryingと言う洒落。
サーフィンホッドロッド
サウンドがエコーが深くかかった諸フィルスペクター
ビーチボーイズ風の曲をファルセットで歌うのは、僕しかやらないから差別化になると思った。
テナーサックスは井上大輔さん、キング・カーティスやジュニア・ウォーカーの様なサックスをやらせたら日本で一番うまいのは井上さん。「スプリンクラー」のサックスもソロをやってもらった。たった8小節だけど、ぐいっと引きつけるロックンロールなソロ

  • 高気圧ガール

全日空のCMタイアップ
歌謡曲的にみればヒットパターンじゃないけど、自分ではよくできている。
イントロがアカペラとパーカッションで始まると言うパターンは他の追随を許さない得意の路線の曲。
-2000マイルのと頃のコード進行とか、こういったパターンミュージックが理想

  • 夜翔 Night Fly

ニュージャージー、フィラデルフィアのSweet Soulといった曲調
オケはシカゴのカール・デイビスと言うプロデューサーが手がけていたシャイサウンドのような路線。ユニバーサルスタジオで製作されていた、ジーン・チャンドラーとかウォルター・ジャクソンとか、そういう路線。
リズム隊のくみかた、アレンジ、吉田保さんのエコーと相まって、シャイ・サウンド風。
キーボードは佐藤博。素晴らしい

  • Guess I'm dumb

ブライアンウィルソンのカバー
あの超絶ボーカルをやってみたかった。
難しかった。
年をとるとだんだんゴージャスな音が駄目になる。フレディー&ドリーマーズみたいな薄い音が良くなる。

  • ひととき

ピアノの弾き語り。潮騒のNO2
ベースはムーグ・トーラスというペダルシンセを手で弾いて
ギターはブルース・ラグホーン(ともラッシュのバックをやっていた人)そのギタリストみたいなフレーズをトーキングモジュレーターを通して弾いている。

  • メリー・ゴー・ラウンド

アイズリーブラザーズクローン
Bomber,Hot Shot, Slilent Screamerm, Love takin'の流れ
自分で歌詞を書いているかオケと合っているか不安。
この手の音楽は風俗的になものだから、思想的なものをぶち込んでいるから、プログレッシブ系のミュージシャンがファンクをやっているような違和感。
ビーチボーイズだって複雑なコード進行にたわいもない歌詞が載っている
女性ファンが多い

  • Blue Midnight

フィリーソウル。最初はフィリーソウル調でもなかったけど
松木恒秀、岡沢章、渡嘉敷祐一、佐藤博というめんつだと、自然とヴァンマッコイみたいになってしまう。
結構うまく歌えた。

  • あしおと

典型的なノーザンソウル
70年代初期のカーティス・メイフィールドみたいなコンボ編成の音楽は前々古びない
ストリングスとブラスは諸刃の剣、このアルバム以降は減る。

  • 黙想

弾き語りの一発撮り

クリスマス・イブ
ギターを4-5本重ねてリフをつくった(村田和人のらいぶで~
間奏でクラシックになって、最後はアソシエーション風
メロディは思いつき、冷感という名の偶然が、教育的な論理性に手助けされて生まれる。

新譜ジャーナル1983年8月号のインタービューがタツローマニア37 (2001年春)に掲載されている。「男のロマンティズムを出したかった。」

タツローマニア91 (2014年秋)ヒストリーオブ山下達郎から印象に残ったところを。

スプリンクラーはノータイアップのシングルを出したかった。
オリコンで34位まで上がった、けど、ムーンレコードのスタッフからは大ブーイング
Melodiesの時に2台のマルチトラックレコーダーを同期させて、調走させるさせるシンクロナイザーが入ってきてダビングが楽になった。
六本木のソニーのスタジオには16チャネルと24チャネルのレコーダを並走させた。
24チャネルのレコーダーはヘッドの幅が狭いのでそれ以前の16チャネルと比べてダイナミックレンジが狭い。
84年のBig Waveから16チャンネルは廃棄で24チャネル。
TR-808でデモを作った。
フェンダーローズを買った。
スプリンクラーは表参道(のイメージ)、池袋から出る自分にはモダンだった。
ユーミンの作詞はずば抜けていた。
コーラスも随分オーディションして超絶的にうまい訳じゃないけど、言うとおりにやってくれる人に参加して具体的な欲求を実現できる環境になってきた。

 

80−81年頃は地方では理解されなかった。裏声で歌う男とか、インプロヴィゼーションが永井とか。

ラジオやタウン誌で地方プロモーションをしていて、きちんとエアプレイしてくれる。
景気も良いし、音楽もアイドルが全盛だったけど、ロック、フォークも盛り上がってきた。
フュージョンでも
渡辺貞夫、カシオペア、スクエア玉でいた。


オンスト2のWhite Christmasは後で録った。
ブレスをきちんと組みたてて、エコーをかければ、繋いだなんかなんて変わらない。
フォーフレッシュメン¥のスタイルでやってみたかった。結構採譜していたが、結構歌唱の難易度も高い。

White Christmasは非常にめんどう。曲の解釈もうるさいし、アヴァンギャルドも駄目。

MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION)

MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/08/28
  • メディア: CD
 

 

Big Wave

1984年のサウンドトラック

タツローマニア38 (2001年夏)タツローマニア 95 (2015年秋)から印象に残ったところを。
・小杉理宇造さんのアイデが元々
・日本ヘラルドが映画化の話になる。
・アルバムつくる制約はなかった。
エンドレスサマーやサーフィンムービーは見ていた。メロディーズくらい売れた。
MAGIC WAY、Only with You、ビッグ・ウェイブのテーマを拡大した。
アラン・オデイは仕事が早い
サーファーは社会生活不適応者で、波の上が安住の地がいめーじだった。
プロフェッショナルのサーファーは酒もタバコもやらないストイックな人、
ファッションで、ハワイ辺りでハッパを吸いながらゴロゴロしている現実逃避しているなどにいくつか種類がある。仲間とワイワイやる者ではない。
アメリカでは複数で仕事をするのが普通。

リチャード・ロジャース&ハーマン・スタインII世
このアルバムではアランと徹底的にディスカッションした。アラン・オデイは叙情が日本人に近い。
ホット・ロッドを意識していた。B’52などのガレージロックにとっていられた。サーフィンの代わりにギターを弾いたからサーフィンミュージックその程度、カリフォルニアで生まれた音楽だから夏に合う。

トッド・ラングレンのような1人多重録音でビーチボーイズをやりたいと思っていた。
ビートルズだとWith the beatlesが重要。ビーチボーイズは最初の5枚が重要。Surfar Girl, Little Duke Coope, Shut down, all summer long, beach boys today
夏だ!達郎だ!のイメージ

日本でビーチボーイズを再現している仲間なんていなかった。だからベースを広規に手伝ってもらって、他の楽器は自分で多重録音をする。

海外で出そうと言われたけど、興味がない。

テスト盤が届いたけど、EACH TIMEより2−3db低い。ソニーの工場まで文句を意に行った。カッティングエンジニアが何度も切り直して納得する弟になった。
EACH TIMEはテスト版で、マスターサウンド(高音質重量盤)だった。同じ音圧になってよかった。工場まで来たのは自分と松田聖子だけ。
CIRCUS TOWNも高品質塩ビだったけど、企業秘密で教えててくれなかった。
ツアーが完売になる。この頃は不摂生、31歳。

84年から86年のスランプはデジタルレコーディング。
SonyのPCM=3325PC買ってゲームやっていた。

デジタル化の問題
テープレコーダーがの性能がアナログレコーダーの足元にも及ばない。
しょぼくて、平板な音像で、楽器同士が是z年ブレンドされない。

1980年初頭Mcー4というローランドのシーケンサーが必須だった。4声しかでない、mcー8という8声でるのいもあったけど、使うのが煩わしい。ヤマハのDX7というシンセキーボードが出た。
オーバーハイムとかプロフェット5などアナログシンセサイザーはいいけど、DX7は本物のエレピにくれべると腰がよかわった。

今はどうにでもなるけど、当時はどうしようもなかった。

DX7であらんずば人にあらず。みたいな流れで、同期ものをするしかなかった。

RCPというシーケンサーソフトはNECのPC8801で動かすソフトだった。

ARP ODYSSEYを持って帰ってきて勉強した。シュガーベイブ時代
Spacyの「きぬずれ」「言えなかった言葉を」
GO Ahead 「潮騒」のベースなんか。

中古のARP ODyESSEYを一台買って、シンセとドラマシーンを買って、POCKET MUSICを作った。
テクノ系はベースとドラムをマシンにして、上物を手引き
自分は逆で、ベースとドラムは生でキーボードをシーケンサー駆動。
当時のLINNとかオーバーハイムのDMXのドラムマシンの陳腐さが嫌いだった。E-MUはVer1は使えない。Pocket MusicはVer2.0、Ver3.0になってようやく使い物。
風の回廊」の左右のコーラスはサンプリング。

ゲートリバーブでを使わなかった。(リバーブでかけた残響を、ノイズゲートで意図的にカットする)
16ビートには鬼門グルーブが死ぬから、8ボートならまだいい。

70年代に僕が一番影響された音楽のミックスは、リズム・セクションにはリバーブを一切かけないで、ストリングスやボーカルにリバーブを深くかけて奥行きを出す。
リズムセクションが目の前で、後ろにブラスト弦が居て、リバーブで距離感が出ている。

自分で打ち込んでTR-808、スタジオでレコーディングする。

一旦デジタルになったらアナログになれない、仕事が来ない。

土曜日の恋人は売り込みに行った。ひょうきん族

ああいう曲調の曲はスタジオプレーヤーに嫌がれられた。

スタジオミュージシャン全盛期。通り一遍のアレンジを初見でぱっとやって日銭稼いでハワイにでも行く。大滝さんはそういうんものに疲れたんだと思う。
五人が一緒に演奏してグルーブのカオスになって十人分くらいの価値になるのが本当のえんそう。

札束で引っ張ってきて、人を育てない仕組みだった。
商業音楽の宿命。

周りに優秀なオーディオの人がいた。

ユーミン、吉田美奈子を手掛けた、アルファレコードの吉沢典夫
RVCのチーフで日本のミキサー会のドン、内村映ニさん
松本隆さんの弟でエンジニアの松本裕さん
ビクターのマスターエンジニアの小鉄徹さん
吉田保さん
そういう人はスネアのEQ、マイクの立て方、リバーブの使い方や特性を教えてもらった。自分でミキサー卓に座ろうとは思わなかったけど、歌の硬さ甘さ、大御所でもちゃんと教えてくれた。神輿に乗って自動的に成立してどういうメカニズムで動いているか知らない。シンセサイザーのリース代が高かった。小杉さんが怒ってからシンセの会社をつくった。85年にスマイルガレージに移ったけど、機材的にも納得していない。
ルームがライブ(残響がおおい)ので、気に入らなかった。、LINNのドラムとDX7の2台のシンセ。宅録の機材を買った。80年代のデモは全部これでデモテープを作った。

PCM-3324がでて大変だった。
マシンのパワーがなさすぎてキックのパワーが合わない。気付くまでの3ヶ月かかった。pc9801がでたらこの問題がなくなった。100ms程度普通にずれる。

優秀なシンセのオペレーターがいたが、自分好みの音ではなかった。だから自分で作るしかなかった。VCFを1目盛あげてとか、そういう指示ができない。

このないないずくしの数年間が打たれ強くしてくれた。プロツールスの導入が2、3年遅れてしまった。そのための都合6年くらい棒に振った。POCKET MUSICはBIG Waveと同じ状況、システムで作られていたら、最高傑作になった。

  • Big Waveのテーマ

NHKの特番の時に作った曲
ギターの線が細い。この点だけは後悔。
ライン取りじゃなくて、アンプを鳴らせば良かった。
このときはデジタル・リバーブDREー2000を全面的に導入した

  • JODY

Melodiesに入っている、悲しみのJODYを英語詞にしてリミックスした。
英語の発音を色々絞られた。
アラン・オデイはファンキーでアーシーな曲が好きで、ブギ・ピアノやハーモニカが信じられないくらいうまい。デューク・ピーコックのコンピレーションが好き。
どうしてそういう曲をやらなかったのか?ときかれたら「僕はビートルズで変わったんだ」とのこと

  • Only WIth You

ブルース・ジョンストン&テリー・メルチャーのドント・ラン・アウェイという当時激レアのCDみたいな曲を作ろうと思った。ドラムはアール・パーカー。こういうのを何でもパクリと言うヤツが困る

  • Magic Ways

オンスト3のAngelという曲があって、エルヴィスプレスリーの持ち歌で、クリフリチャードのヴァージョンでヒットした。これが大好きで。16ビートでしたててた、この曲のギターは自分しか弾けない

  • Your Eyes

これはリミックスバージョン。アラン・オデイの英語歌詞でしようとおもったから入れた。

  • I Love you…Part II

サントリーのCMに書いた
I Love Youだけでどう書けと、、、

  • Girls On The Beach

アルバムのために録音した曲。
All Summer Longの曲で、Surfer Girlの延長線上にある曲。
曲はともかくボイシングが妙。言われるほど緻密じゃない。誰かが手伝っているんじゃないないか。フォー・フレッシュメンのライブアルバムにビーチボーイズを茶化している盤面がある、サーファーガールをキーを高くして歌っている。高校時代に採譜したのを31歳のときに参考にしながら、ビーチボーイズのいろいろレコーディングした。
デニス・ウィルソンが発売の一年前に死んで追悼を兼ねて売れたた。

  • Please Let Me Wonder

これはスプリンクラーのBメン。
原曲はモノラルレコーディングで採譜がとても大変。
吉田保さんが歌い直しの部分だけミックスした、こっちの方が面倒くさそうだけど、、、

  • Darlin’

これは高気圧ガールのB面で一番難しい。特にドラムが難しい。SpringsのThinkin’ Bout Youと言う元曲がある今やるとしたらWe Gotta Get Out Of This Placeとか

  • Guess I’m Dumb

ブライアン・ウィルソンがグレン・キャンベルに書いた曲。大阪のフォーエバー・レコードに通って居た70年代に書いた。どうして、もう少し奥行きのあるリミックスにしなかったのか?とおもった凄くシンフォニックな曲で、ウォーカーブラザーズのようなシンフォニックなミックスでやった方が良かったと思った。ルイ・フィリップのバージョンにはロックンロールが感じない。

  • This Could Be The Night

ニルソンの曲で、MFQがカバーした。
Rare Masters2で初めてお見えした。ブライアン・ウィルソンのオールタイムフェイバリットと書いてあって、なんでこのベースラインなのかと?
ちゃんとツーファイブで作れば良いのに。編曲はジャック・ニッチェにしては雑、ミックスも良くないし。コーラスのヴォイシング良くない普通のコード感と普通のミックスでやるべきだとおもって録音した。デジタルリヴァーヴだから近代的な響きになっている。サックスソロをいれたが、ギターソロにしておけば良かった。

  • I Love You…part 1

120秒バージョン

映画は余計な者を入れないバージョンの方が良かった。
当時のドルビーサラウンドは定位感はぼやけるわ、アタックはないでで


80年中期のブラックミュージックはドラムがマシン、ベースがシンセで古色蒼然だけど(アトランティクスター)
僕の場合は楽器が生楽器だからそれほど古くさく聞こえない

Big Wave (30th Anniversary Edition)

Big Wave (30th Anniversary Edition)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2014/07/23
  • メディア: CD
 

 竹内まりや "いのちの歌”

2019年末のNHK紅白歌合戦で歌っていましたね。


いのちの歌


心に響く名曲「いのちの歌」竹内まりや

残留 

いのちの歌 (スペシャル・エディション)

いのちの歌 (スペシャル・エディション)

  • アーティスト:竹内まりや
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2020/01/01
  • メディア: CD
 

 

 

 

4/4 通算600/1783 残したモノ/チェックしたモノ 

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372日目山下達郎2枚(Circus Town,ポケットミュージック)


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山下達郎

Circus Town

1976年のデビュー作。

タツローマニア11(1994年秋)より印象に残ったところを
シュガー・ベイブにはつかれていた。ウェンディ・レディや「こぬか雨」ははねた16ビートで流行っていたからやった。

蜃気楼の町とか「雨は手のひらにいっぱい」のようなメロウで優しい感じの音楽をやりたかった。けど受けなかった「パレード」も受けなかった。
パット・レブロットと言うキーボードの奏者から「曲はいい」と言われた。
ヤングラスカルズやラヴィン・スプーンフルなど、イーストコーストのロックンロールがすき」「その割にはコードがジャジーでモダン」と言われた
フランキーヴァリにあった。テディ・ランダッツォもいた、ランダッツォとの写真はなくした。

白人も黒人音楽もできる人が良かった。
ドラムのアラン・シュワルツバーグはバリーマンやBJトーマスにも参加していた。
チャーリーカレロのお勧めはドラマーがスティーブガット、ベースがゴードンエドワーズ→これじゃスタッフ
「どんな音楽がすきなんだ?」「ドラムはハル・ブレイン、ベースはジョー・オズボーン」「それは67年の時点では有名だった、でも今は違う。

タツローマニア12 (1994年冬)から印象の残ったところを。

  • Circus Town

・当時は16ビートがトレンド
・吉田美奈子がタイトルを付けた
・チャーリーカレロがイントロを作った

  • Windy Lady

カーティス・メイフィールみたいな曲を書きたくて書いた。
シカゴはWindy Cityと呼ばれてる

  • Minnie

スタンダードナンバーみたいな曲を書きたかったんだ
メロディは単純でコードは複雑
チャーリー・カレロのアレンジが秀逸「よくあんなの2-3時間でかけるな」

 


ローラ・ニーロ「スマイル」とバックが一緒

  • 永遠に

吉田美奈子のために書いた。
バリーマン風でビル・メドレーが歌っている。”ブラウン・アイド・ウーマン”の様なムードで、と言ったらチャーリー・カレロは知らなかった。アメリカのトップ40に入った曲なら揃っているライブラリがあった。
転調に次ぐ転調でコードが凝っている。

  • Last Step

ジョンセバスチャン風ではなく、Four TopsのNight LIght Harmonyの一曲のシャッフル調の曲にしたかった。
※Seven Lonely Nights

 

  • City Way

ロサンゼルスのレコーディング現場で作った。
ネッド・ドヒニーみたいな曲を使いたい。
作家の中島梓さんがこの曲好き
アルバムでは浮いているから誉められるとちょっと・・・

  • 迷い込んだ街

すごい難解な曲
導入部静かに始まって、8ビートになって、フックがあって、間奏にもどってエレピが主役で、、、

 

  • 夏の陽

珍しくギターでストロークをしながら作った。
コーラスはジェリー・イエスターが3時間くらい
一生懸命考えてくれた。彼とは気が合った(自分がコーラスボーイだから)アソシエイションがどうだ、とか、ラヴィン・スプーンフルがどうだとか

サインはGood to Youとかくのはケニー・アルトマンの真似

タツローマニア 40 (2001年冬)より(リマスターに際して)
ニューヨークでとった「言えなかった言葉を」を入れる予定だけど、マスターがなかった。なのでCircus townとWindy Ladyのカラオケにしたえ。
歌詞カードもミスがあったので直した。
故・ペーター佐藤さんのデザインはインクやインクの指定が凝りまくっていて、今となっては分析できない。あとは出演者クレジットをいれた。

 

タツローマニア 78 (2011年夏)には「セールスがジリ貧だった」とあります。

タツローマニア 84 (2012年冬)OPUSに鶴瓶さんがCMでたところを受けて、CIRCUS TOWN以来36年ぶりとのこと。どんなCMだったのだろう?

タツローマニア 90 (2014年夏)には「当時二万枚強」の売り上げだった。

タツローマニア 95(2015年秋)には「高音質塩ビのLPだった」なんて事を書いてあった。

もみあげを伸ばすのはTony Joe Whiteの影響とのことタツローマニア 2 (1992年夏)

髭が薄いがもみあげは濃いめ、Tony Joe Whiteに憧れてもみあげは長め」

CIRCUS TOWN (サーカス・タウン)

CIRCUS TOWN (サーカス・タウン)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD
 

 

Pocket Music

1986年の作品。タツローさんはいたるところでこのアルバム好きっていっている印象。

タツローマニア 95 (2015年秋)から思い出せるところを箇条書き。

吉田保さんがでkジタルじゃないと嫌だって言ったの、3324を聴いたときになんて音がくもっているんだろう。
この当時はスマイルガレージにお金なくて設備にお金かけられなくて、まりやの「リクエスト」あたりから落ち着いてきた。
シークェンサー、デジタル・レコーディング、スタ時をの三十九
オーディオ的な理想はアース・ウィンド&ファイアーのI AM(黙示録)1曲目のIn the stoneが僕の理想とする音像。
リズムセクションはノーエコーで。上もののストリングスコーラスにロングリバーブがかけられていて、音が広がっている。70年代の基本的なレコーディングのノウハウ。
典型的にあのはバリーホワイトで、めちゃくちゃエコーがかかっているように聴けるけど、リズムセクションはノー・エコーそういうレコーディングの極致がアース・ウィンド&ファイアーのジョージ・マッセンバンーグこのあたりの音作りは同期モものと相容れない。この頃は曲が沢山できた。
Mermaidはそれまで納得いくグルーブにならなかったが、シークェンサーをつかったら理想通りの仕上がりになった。
音を重ねても音圧が生まれない。コンピュータを使って生演奏を再現するという着想自体は正しかった。アナログのノウハウでやったらMelodiesに匹敵するくらいの満足度はあったと思う。ポケットミュージックの曲は半分くらいライブでやっていない。

  • 土曜日の恋人

スナッフ・ギャレットやゲイリー・ルイスみたいな曲を作りたいと思ってつくった。Three Minutes of paradise。とても端正な仕上がり。
「オレたちひょうきん族」のテーマ曲にあっていると思って珍しく自分からプロデューサーの横沢さんに売り込みにいった。
レコーディングしたら、これがまた大変。
最初にピアノを録音して、それからベース、ギターやキーボードをかぶせて、最後にドラムスを入れた。
青山純にすべてやってもらったけど、「この曲は絶対ライブでやりたくない」おかずが嫌い。ジェネシスを聴いて育ったドラマーからすれば許しがたいおかず。
Treasuresのミックスは暗め。ブリティッシュ

  • ポケットミュージック

上原ユカリにとっての80年代最後のレコーディング。
この曲のドラムスはスネアが出てこない。キックとハイハット、タムだけのターン。こういうパターンをさせるとユカリは凄いうまい。
マイアミ・サウンドやマラコのソウルみたいな感じにしよう
マラコっぽいリズムにセカンドラインのニュアンスがちょっと入っている感じ。
最後のSEは84年の矢野顕子の「ジャンジャン」ライブのゲスト出演したときに、お客さんが帰るときのざわめきをカセットで録音した。
ポケットミュージックはフィルスペクターのポケットシンフォニーからとったかれはワーグナー的なシンフォニーをシングル盤に閉じ込める、とか言っていた。
ポータブルな人間1人で抱えられるようなスケールの音楽じゃないとダメだと思った。
30歳過ぎたら将来がないと思っていたから、この先どういうアプローチしていくかを考えざるを得なかった。
そこで得た結論は、これからはマスに対してではなく、個人に向けて音楽を作っていこうと思った。
音楽は1人の人間が生きていく上での励みや力になれる。その次元で言うとかなり力強いもの。自分もカーティス・メイフィールドのレコードに助けられたことがある;l。

  • Mermaid

映画「スプラッシュ」みたい
同期モノで作ったけどオフセットタイムが取りにくくて凄く苦労した。
こういう循環コードが死ぬほど好き

  • 十字路

テディ・ランダッツィオみたいな曲を作ろうと思った。
これは変わったコード進行だけど、歌詞も含めて割とすぐとできた。
デルフォニックスのレコードを聴かせて、青山純におかずを8分でまとめてもらった。

  • メロディー、君の為に

伊丹十三さんのタンポポの主題歌として食った曲。
音楽監督の村井邦彦さんから電話かかってきて「主題歌を作ってくれ」とわれたけど、クランクアップまで一週間しかなくて、頑張ってこの曲を書いたけど。「やっぱりいいや」となった
「タンポポ」のエンディング近くの電車のシーンにチャイコフスキーの手回しオルガンをテーマにしたオルガン曲を使いたいと言うことだったので、イミュレーターで手回しオルガンの曲を作った。結局使われなかった。
同期ものでつくったからリズムセクションがうまくいかなくて、トラックダウン当日に伊藤広規をよんでベースを差し替えた。これも循環コードで自分では結構好き。
生ピアノは中西康晴。こういうファンキーなピアノがうまい。

  • The war song

中曽根首相の不沈空母発言をきっかけに作った。あれを聴いて戦慄した。
こういう政治的な曲を作ると面白がってなにか言うヤツがいるから。それを警戒してあまりいわなかった。
プロテストソングほどのアジテーションはない。僕にシニシズムが出ていると思う。
DX7にプログラムされていたクラビネットの音源を使って作った曲。
イントロはオーバーハイムとPPGとDXを重ねて作ったんだけど。形式的にはよく出てきていると思う。
最初はトッド・ラングレンのDream goes on foreverのようなコード進行でやろうとおもったけど、全然違うけど最後のコード進行はトッド・ラングレン風だと思う。

  • シャンプー

アンルイスのために作った。
歌詞が先にあった。康珍化、作詞家としてのデビューソング。
コード進行はビーチボーイズ。こういうコード進行はジャズにある.さびの部分はビーチボーイズ。

  • ムーンライト

完全に自分1人で演奏している曲。。
ハーマンズ・ハーミッツとかフレディ&ザ・ドリーマーズの曲のような。まりやの「ウェイトレス」と同じような曲。
今だったらどうきもので綺麗に作れるんだけど、当時は苦労した。
PCを88から98に換えたらうまくいった。

  • Lady Blue

歌詞がアラン・オデイ
FOR YOUのアウトテイク。クワイアを入れたくてニューヨークに行ったんだけど、コーディネーターが全然分かってなくて3人しかスタジオに来なくて。
BJ・ネルソンが自分のコーラス隊と連れてきて、適当にっかけあいで歌って帰っちゃった。
しょうがないから、日本に戻ってから自分でコーラスを多重録音した。

20人くらい欲しかった。

  • 風の回廊

生まれて初めてデジタルで、シークェンサーをいれて録音した。。In the windという声とハープはイーミュレーターIによるサンプリング。

この曲はCMバージョンは吉田保さんがミックス。シングルバージョンは自分でミックス。

  • My Baby Queen

For Youのときに一回リズムトラックをとったのだけど、取り直した。
元々ホール&オーツみたいな曲だったのだけどうまく仕上げることができなかった。
淵野繁男のサックスソロが最高、マイケルブレッカーをクビにしてこっちをOKにしたくらい。


作り終えたときはヘロヘロだった。
楽曲的には悪くない、CDの音質が良くなったらリミックスるぞと思っている。
アルバムジャケットが好き。クレイアートは林恭三さんあざとくない。クレイアートのアイデアは小杉理宇造さん
竹内まりやの「リクエスト」踏み台

タツローマニア13 (1995年春)SPACYとPOCKET MUSICは低予算

タツローマニア 96 (2015年冬)

タツローマニア 99 (2016年秋)デジタルレコーディングのショボサは依然として悩みのタネで、音圧が上がらない・。Pocket Musicの苦労がREQUESTに反映された。
アナログと比べてデジタルは差し替えやすい。

タツローマニア 15 (1995年秋)Moonglow以降Pocket Musicまでは楽しい話ばかり

 

リマスターして欲しいのですが、、、

タツローマニア 97 (2016年春 ) 「ぼくの中の少年」も「Pocket Music」もリマスターをやらないと。

タツローマニア 101 (2017年春)ブラスバンドのスコアを出そうとしている。
硝子の少年とかRIDE ON TIMEをマーチにしたらオピーエムおしろいかも。POCKET MUSICはリマスターする時間がなかった。

タツローマニア 105 (2018年春「Pocket music」も「Artisan」もリマスターする気。

POCKET MUSIC

POCKET MUSIC

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1999/06/02
  • メディア: CD
 

 

タツロー・フロム・ナイアガラ

タツローさんのない柄在籍時代の録音。プロデューサーは大瀧詠一。 

残留

TATSURO FROM NIAGARA

TATSURO FROM NIAGARA

 

 

竹内まりや "縁の糸”

まいりやさんのシングル

残留 

縁(えにし)の糸(通常盤)

縁(えにし)の糸(通常盤)

  • アーティスト:竹内まりや
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/11/26
  • メディア: CD
 

 

 

 

 

 

 

4/4 通算596/1779 残したモノ/チェックしたモノ 

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371日山下達郎のCM曲特集

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Pat Metheny Group "Imaginary Day"

ジャズギタリストのパット・メセニー。全部持っている訳じゃないけど、このアルバム好き。

ストリーミングで聴けるので処分

Imaginary Day

Imaginary Day

  • アーティスト:Pat Metheny Group
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1997/10/03
  • メディア: CD
 

 

Works of Tatsuro Yamashita

山下達郎の提供曲。聴けないと思っていた、円道一成のL.A.Babeなど入っています(聞けないと思ってリクエストしちゃったな)

 

tatsuro.raku-uru.jp

 

Tatsuro Yamashita Collection Vol.2

 山下達郎のCM曲特集の2。

タツローマニア18 (1996年夏)に下記のような事が書いてありました。

大滝詠一さんは1ヶ月で30秒CM、自分は3時間で作った。
ギャラがやすいから数をこなす必要があった。
CMの要求は具体的じゃない。明るい感じの音楽とあその程度。
プレゼンテーションのノウハウを学んだ。コピーライター、演出家、作曲家、広告代理店、スポンサーの様々な駆け引きできます。これがプラスになった。
父親に認めなてもらったが、不二家ハートチョコレートをのCMが流れて「この音楽、俺がやったんだ」と行ったらそれ以上干渉しなくなった。テレビ・ラジオの神通力は大きいと思った。やっぱり注目してくれる人もいて、とりみきさんは、ルージュの伝言のバックコーラスをやっているヤツと同一人物だと気付いた。三ツ矢サイダー76は一人多重アカペラをした。
この頃はちまちま一生懸命やった。

tatsuro.raku-uru.jp

 

 

2/3 通算592/1775 残したモノ/チェックしたモノ 

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370日目山下達郎3枚(Spacy, It's a poppon' time, Artisan)


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山下達郎

Spacy

1977年のセカンドアルバム。

ジャケットがペーター佐藤。タツローマニア13(1995年春)の印象に残っている部分を書く。

・アプローチとしてはコンテンポラリー
・SPACYは、決して僕の趣味じゃないし、心の底というか、血肉から沸き上がってきた自分の情念をどう表現するかという音楽衝動とかは全く別なんだ。
・チャーリー・カレロの「ハル・ブレインは67年の時点では有名だったが、今となっては違う」と言われたことが印象に残っている。人生の転機になった一言らしい。
・ラスカルズは、ニューヨーク出身でアトランティックに所属。レコーディングにはジャズ系の人が参加していた。ベーシストがいなかったからチャック・レイニーやリチャード・デイヴィス。ラスカルズを通して彼らを知った。
・Felix Cavalierがソロになって出した「ディスティニー」はまさにニューヨークのクロスオーヴァー・シーンを反映したもので、その延長線上としてCIRCUS TOWNがある。
・ニューヨークに行ったときに最初に流れたのがBoz Scaggs "Low Down"だった。スティーヴ・ミラー・バンドで売れてなかった。TOTOとして活躍するスタジオミュージシャンを追加してイメメチェンを図りメジャー・シーンへ躍り出た。
・この頃は吉田美奈子「フラッパー」やソーバッドレビューも3万枚売れていた。SPACYは2万ちょっと。大瀧詠一ソロアルバムが8000枚だったけど今でも影響力がある。
・SPACYとPOCKET MUSICは低予算
・村上ポンタ秀一はジャズ・テイストを持ったロックンロール系ドラマーの中で、表現と言う点では、恐らく日本で最高
・細野晴臣さんは日本一のベーシストだと思っていた。あの人はAのパターンが3回あったとしたら、一度として同じフレーズを弾かない。しかもそれほど苦もなくやってのける。
・松木恒秀さんはギターの先生
・佐藤博というキーボード奏者も、僕にとって一種のカルチャーショックだった。
・このメンツが揃ったのは後にも先にもこのときだけ、ディレクターの小杉さんは「このメンツでやるなんて季違い沙汰だと思った。」なんて言ってた。
・口幅ったい言い方をすると「SPACY」のレコーディングは本当のミュージシャンの集まりであり、ある種芸術的な世界だった。
・自分はシンガーソングライターよりは作曲家。
・ルックスは悪いし、歌はそこそこ歌えるけど、人のはらわたを抉る様な歌は歌えない。コーラス・ボーイだから音程には自信があるけど、それはひと感動を与えることと無関係

 

SPACY (スペイシー)

SPACY (スペイシー)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD
 

 

It's a Poppin' Time

1978年発売。録音は

 タツローマニアVol.068 (2008 冬)より印象に残っているところをいくつか。

・山岸潤史に声かけられてセッションライブは結構やっていた。
・レコード会社の編成会議が合って、Paper Dollと2000トンの雨がボツになった。

・Marieは資生堂のCMであとは1人多重録音
・マザーグースをプロデュースした。シングルは全く売れなかったけど、いい出来。

・78年に毎月一定の給料を出す代わりに月3本のCMをこなす、という契約なった。
作家契約はしたくなかった。自由度が縛られるから

・Spacyを出してから自分の事ができなくなった。

・78年のGuitar Work Shopはこの年だった。
・石川セリ、太田裕美、ミッキー・カーティスのポーカーフェイス、アグネス・ラムとかコーラスの仕事をやった。
・この時代は自分がコーラス・アレンジをできない仕事はやらなかった。
・他人の譜面でやったのは78年の岸田智史くらい。

・太田裕美さんおコーラスに言ったら、筒美京平「こういうのも世の中にあると思ってやってよ」と言われた。
・78年に細野晴臣さん、吉田美奈子さん、僕で事務所を立ち上げた。
・小坂忠さんのマネージャーをやっていた人間を雇って事務書をつくった、78年12月に
・このときにクールスのレコーディング、コカ・コーラなんかをやった。
・78年のIt’s a Poppin' Timeは六本木ピットインで初めてやった。

・メンバーがうまかった。※村上秀一(ドラム)、岡沢章(ベース)、松木恒秀(ギター)、坂本龍一(キーボード)

・40分やっても全然消化不良で、2時間やって15曲全部並べれば納得してくれた。
・三ツ矢サイダー76をやってうけたし、ビーチボーイズのGod Only Knowsもうけた。

IT'S A POPPIN' TIME (イッツ・ア・ポッピン・タイム)

IT'S A POPPIN' TIME (イッツ・ア・ポッピン・タイム)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD
 

 

これだと思います。この中の山岸潤史さんのGroovin'は名演!

GUITAR WORK SHOP Vol.1

GUITAR WORK SHOP Vol.1

  • アーティスト:オムニバス
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2016/08/24
  • メディア: CD
 

 大滝詠一さんのアルバムは

1972年のアルバム「大滝詠一」
大瀧詠一[大滝詠一][限定盤][LP盤]

大瀧詠一[大滝詠一][限定盤][LP盤]

 
1975年の「ナイアガラ・ムーン」
ナイアガラ・ムーン [Analog]

ナイアガラ・ムーン [Analog]

  • アーティスト:大滝詠一
  • 出版社/メーカー: ナイアガラ
  • メディア: LP Record
 
1976年の「ゴー・ゴー・ナイアガラ」
GO!GO!NIAGARA 30th Anniversary Edition

GO!GO!NIAGARA 30th Anniversary Edition

  • アーティスト:大滝詠一
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: CD
 
1977年の「ナイアガラ・カレンダー」
ナイアガラ・カレンダー 30th Anniversary Edition

ナイアガラ・カレンダー 30th Anniversary Edition

  • アーティスト:大滝詠一
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2008/03/19
  • メディア: CD
 

 このあたりでしょか。

Artisan

タツローマニア31と107より印象に残ったところ。

Artisanは作家主義、楽曲主義の位置づけ
本物のドラムを使ったのはEndless GameとSplendarだけ・
テクノのアルバムということになる。
アップテンポの曲を入れないと売れないとか言われた。ダンスチューンは短命
レコード大賞のアルバム大賞もらった
このときにレコード会社がMMGになった。
ミドル・オブ・ザ・ロードは明るい季節の方が良い。(リスナーを限定しない分かりやすい音楽スタイル)

この時代では生ドラム生ベースでは違和感が出ている。
リバーブがデジタル化してきた。
生音はENDLESS GAMEとターナーの機関車だけになった。
アトムの子はコンピューターで組み立てたジャングルビートの曲だから生で再現が不可能。

この頃にはPCM3348(48chデジタルレコーディングになった)

ローランドD-110が優れていたから、家でデモテープを作った。
スマイル・ガレージのどの調整もした。

ソニーの乃木坂スタジオとか信濃町スタジオなんかは金がかかっているなんてもんじゃない。
小さな事務所が持っているスタジオじゃ敵わない。

細野晴臣さんはLDKスタジオをを作った。それがミュージシャンか否か。(ゲーノージンは豪邸を建てる。

  • アトムの子
  • アトムの子は手塚治虫さんトリビュート。ドラムマシーンを使って何か作れないかなと考えていた。・

当時は、鉄腕アトム、鉄人28号が両巨頭。「少年」という月刊漫画誌を読んでいた。コマ割やセリフを憶えていた。やっぱり子供の頃一生懸命読んだものって大人になっても憶えている。
ーランドのD-110をつかってシンセのドラムでドラムソロを作れるかをためしていた。
ベンチャーズのWIPE OUTやボ・ディドリーをやったけど音が熱くならない。
メルテイラーのDRUMS A-GO-GOを参考に。

まずはサンプリング音源のタムを何種類重ねたけど音が厚くならなかった。
当時のサンプリング音源はメモリー容量が少なくて、ベロシティ(音の強弱を表す数値)を調整して、VCF(電圧で音声信号の倍音成分を制御する)音を硬くしたりあまくする、リアリティがでないから、強弱中6種類くらいサンプリングして、それで変化を出して、さらに本物のタムを数種類重ねてようやく出た。
やってごらんよ、こんなグルーブ中々出やしないから。

アトムの子はリズムパターンだけで、歌詞に重きがある。

  • さよなら夏の日

代理コードに凝った。

第一生命の企業CMの為に作った、歌詞の内容はあまり関係ない。チャイルドフッドからの卒業がテーマ。
ブラックミュージックの話法で作った。ブラックミュージック系のメロディはそう簡単には色あせない。
ピアノの4つ刻みも、マニュアルで演奏するとニルソンの曲みたくなってしまう。絶対に生演奏が最高、と信じている人にはいくら説明しても分からない

  • ターナーの機関車

8ビートの循環コードにした。
CAYにドラマティックを見に行ったときに、黒のボディコンの女の子がうずくまって泣いていたのが印象的で、ターナーの絵が掛かっている事しているロックンロールを作ろうと思った。エンディングのコード進行をちょっとだけいじったら耽美的なニュアンスが生まれた。音楽的にはU2観たいな曲を作りたかった。
これもR&B調のバラード。
それまでスウィート・ソウルの大ファンと言っていた人がラップに鞍替えしていた。
「これからはこれだ」みたいな鞍替え現象が嫌い。

  • 片思い

6/9と言うコードの響きとシンセの音色で作ったテクノソウル、アイズレー・ブラザーズとかジャム&ルイスとか

  • Tokyo's a Lonely Town

トレンドウィンズのNew York’s a Lonley Townのカヴァー。
デイブ・エドモンズはNew York’s a Lonley Townの替え歌。London’s a lonley Townがあって良いんじゃないかと思った。・
平坦なオケしかできないから開き直って同期でやることにした。
トレンド・ウィンズのNew York’s A Lonely Townは良い曲だけど。デモ・テープをそのままリリースしたという要素もあって、編曲にちょっと難がある。あの時代のラジオだと、欠点すらかえってよく聞こえた。
ビーチボーイズの曲みたいにダイナミックレンジが低くても、楽曲そのものにそのハンデを跳ね返す位の力があるような突き詰められた曲ではない。あくまで洒落。
あれジャーはアンダース&ポン氏亜
ポンシアはプロデューサーになってからの方が良い仕事している。

  • 飛遊人

ANAのCM曲

LPのA面とB面と言う感覚を残したかった。何かクッションになるような曲と思って作った。
後半部分がCMの為に作った曲。
完全な小品、こう言うのならば10曲でも20曲でも作れる。
30秒でメロディーをまとめるというようなことは得意

朝のような夕暮れと一緒
ビーチボーイズのSMILEY SMILEとか、FRIENDSとか一人でこもっている。
NIAGARA TRIANGLEを作っているときに国鉄ストで一週間福生に感じず目になった。
それで作ったのが朝のような夕暮れ。
そこから一人多重がスク名になってオンストになった。
SMILEY SMILEのようにノーエコーのすごい暗い。ああいうのをしたかった、ピンクフロイドとかクリムゾンとかプログレの影響
ホリーズのBUTTERFLYとかスモールフェイセスのOGDEN'S NUT GONE FALE

  • SPLENDER

これは珍しいパターン。重松徹君まで入れた5リズム。
2キーボードでのリズム録りセッションは後にも先にもこれ一度だけ。テイストとしてはアイリッシュ、U2とはいわないが、アイリッシュっぽいコード進行
青山君の音数の少ないおかずがよく映えている

  • MIGHTY SMILE

 

モータウンに影響を受けたニューヨークのシャッフル・ミュージック。KEITHとかのシャッフル(フィラデルフィアはモータウンのシャッフルを真似している)
ジェリー・ロスとかボブ・クリューのプロダクションで作られるような曲をやろうと。
コード進行は完全にモータウン風、あるいはトレイド・マーティン。
カミさんらしいポジティブな歌詞
生ドラム・生ベース・生ピアノでレコーディングしたんだけど、こういう使い古されたリズムパターンだと新鮮味が出なくて、コンピューターっで行く事にした。打ち込みのドラムとベース、ピアノとギターは生。
後から難波弘之のピアノを入れた。
ギター・ソロはジュリー・ラファヴォイとかバート・バーンズといったニューヨークのディープソウルの流れ・

小笠原拓海のドラムならできるかも

 

  • QUEEN OF HYPE BLUES

音源モジュールをいじっているウチにできた楽曲。
シンセ音源のベースを思いっきり低くして、そのベースをパーカッション代わりに使ったら面白い効果が出た。フランク・ザッパみたいな感じ

やらせをテーマにした

  • ENDLESS GAME

不倫がタイトル「誘惑」という恵テレビのドラマの主題歌として作った。
ドラマの原作は連城三紀彦さんの「篝火」を読んでから作った。こういう、「ザ」がつくようなマイナーメロディを書いたのは初めて。短調の曲が嫌いAm7-Dm7-E7なんか許されなかった。うつむいて歌ったら声がくぐもって。オケにあった。マイナーのメロディはボーカルスタイルに合わないかも。マイナーなカンツォーネ風。サンソンの読者からジャズよりカンツォーネが向いていると言われた。

  • GROOVIN'

ラスカルズの曲
オケは気に入っていない。
録音機材や録音技術に関しては以上だと思えるくらい神経質

 

アルバムに関してはほとんど文句ない。時代にこびたものは駄.

セールスが良くてもコアなファンに受けない者もあるし、その逆もある。

えらくWIKIが充実しています。

ja.wikipedia.org

 

ARTISAN(アルチザン)

ARTISAN(アルチザン)

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 1991/06/18
  • メディア: CD
 

 

 

 

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369日目ノラ・ジョーンズ、竹内まりや。


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ノラ・ジョーンズ

セカンドアルバムが紹介済みだったのか。

www.itsacddansyarilife.work

これがファーストアルバム。売れに売れたし、このミュージッククリップがタワレコやHMVにいくらでも流れていた。なんでジャズレーベルのブルーノートからでたのか?と思ったな。やっぱり、こういう分かりやすいのみんな好きじゃない!


Norah Jones - Don't Know Why

ブルーノート・レコードの映画にも出てたし

ブルーノート・レコード ジャズを超えて [Blu-ray]

ブルーノート・レコード ジャズを超えて [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: Blu-ray
 

 アリフ・マーディンがプロデューサー!

関連記事はこちら

www.itsacddansyarilife.work

ストリーミングで聴けるので処分

ノラ・ジョーンズ

ノラ・ジョーンズ

  • アーティスト:ノラ・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2003/11/27
  • メディア: CD
 

アメリカでも大人気。

itaamericanlife.blogspot.com

ピーター・バラカンさんの推薦

 デビューアルバムが大ヒットした2人の女性歌手(P30-32)
ピーター・バラカン音楽日記

ピーター・バラカン音楽日記

  • 作者:ピーター・バラカン
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2011/09/26
  • メディア: 単行本
 

 

Little WIllies

ノラ・ジョーンズの所属するカントリーバンド。匿名でやろうとしたが、すぐにばれたという話が合ったような。竹内まりやさんの課外活動みたい(アメリカンポップのカヴァー)このCDできける

 

 脱線したが戻ってきて。ノラ・ジョーンズは父親がラヴィ・シャンカールというインドのシタールの達人だというのも知ったのはこの頃。父親はシタール、ジャズレーベルからでて古いカントリーが好き。音楽ってなんでもアリだな。

ストリーミングできけるので処分

Little Willies

Little Willies

  • アーティスト:Little Willies
  • 出版社/メーカー: Blue Note Records
  • 発売日: 2006/02/15
  • メディア: CD
 

竹内まりや "Denim"

 2007年のアルバム。この2,3年前から山下達郎のサンデーソングブックにのめり込んでいて、紹介された曲が一枚に入っていて愛聴した。この頃いろいろと大変な時期だったし。

 音楽の力に加えて、歌詞にも力があるな、と思って日本語の曲を聴くようになっていた時期。

 人生の扉。この歌詞はグッとくる。当時30そこそこだったけど、どんどん年をとっていくんだな。というあきらめ、を感じた。It's great to be 30いまはit's lovely to be 40だけど、人生「まあ、悪くないな」と思う。まあその話は良いか。


竹内まりや - 人生の扉

この時期に聴いていた、応援歌は上の曲と


竹内まりや/Mariya Takeuchi~みんなひとり

これとこれ


エレファントカシマシ - 俺たちの明日

ストリーミングできけるけど残留 

Denim(初回限定盤)

Denim(初回限定盤)

  • アーティスト:竹内まりや
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD
 

 山下達郎 クリスマス・イブ

 出る度に、「ボーナストラックがある」場合は購入しています。ジャケットデザインはまあ、気にしない。残留

クリスマス・イブ

クリスマス・イブ

  • アーティスト:山下達郎
  • 出版社/メーカー: WM Japan
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

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368日目Ry Cooder "Chiken Skin Music"もベストの一枚。


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Ry Cooder "Chiken Skin Music"

 Paradise And Lunchとどちらが良いか?ときかれると困るけど。「両方ベストで良いじゃない」両方よりもっとあるかも知れないけど。

レシーブ二郎さんのブログはこちら

blog.livedoor.jp

相変わらず名解説。

1976年か、私の生まれる一年前。母の胎内で聴いていたのかも。そういえば、初代のブログが色々あって。トラブルだったか、容量が足りなくなったか、飽きたか。二代目がこのChiken Skin MusicというHPを作っていたな。

ストリーミングで聴けるので残留

Chicken Skin Music

Chicken Skin Music

  • アーティスト:Ry Cooder
  • 出版社/メーカー: Reprise / Wea
  • 発売日: 1994/10/19
  • メディア: CD
 

 

Ry Cooder Manuel Galban "Manbo Sinuendo"

 Buena Vista Social Clubのヒットの後(BVSCではRy Cooderと言う名前は前面に出ていない)久々に"Ry Cooder"と名前が入った一枚がでた。

amazonみたら2003年1月22日に注文したという履歴があった。国家試験前だったはずだやっている事は変わらないな、そういえば、この後恩師が倒れて1ヶ月塾のバイトをやっていた記憶がよみがえってきた、、、これの前後だった気が。レシーブ二郎さんのブログ検索しているけど、このCDの解説を見つけられず。ないはずはないのだけどなぁ。

 さて、このアルバムを聴いたときはがっかりした。

それは私が若かったせいだろう、上述のChiken Skin MusicやParadise and Lunchの世界をRy Cooderに期待しすぎだったのだろう。

 ミュージシャンがこういう音楽をやりたい!というのを気に入ればそれで良し、気に入らなければ聴かなければいいんだから。たかだかCD一枚買った位何を言うのかね。

 というわけでのこのアルバムはキューバの伝説的ギタリストマニュエル・ガルバンとの共演。久々に聴くと良いです。こういう音楽流れている店でカジュアルな食事をしたいな。

 ストリーミングで聴けるので処分

Mambo Sinuendo [Slipcase] by RY COODER/MANUEL GALBAN (2003-02-19)

Mambo Sinuendo [Slipcase] by RY COODER/MANUEL GALBAN (2003-02-19)

 

 

Have Guitar, Will Travel

こちらはピーター・バラカンさんの推薦盤。ジャケットみてブルーノートかと思ったら、別会社。やるなぁ。バラカンさん。

 ファンキージャズギターのグラント・グリーンいいです。この人のシングルノートのソロ大好き。

 残留 

ハヴ・ギター,ウィル・トラヴェル・・・フィーチャリング・グラント・グリーン~ピーター・バラカン編

ハヴ・ギター,ウィル・トラヴェル・・・フィーチャリング・グラント・グリーン~ピーター・バラカン編

  • アーティスト:グラント・グリーン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/11/27
  • メディア: CD
 

 

Mojo関連

残留 

 

 

2/4 通算588/1765 残したモノ/チェックしたモノ 

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367日目大滝詠一さんが絶賛した山下達郎の「いちぢく浣腸」


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Ry Cooder、David Lindleyときて次は山下達郎関連か。

Sugar Babe "Songs"

こちらは2005年にでた30周年記念の一枚。これには9枚のボーナストラック。

因みに2015年に40周年すでにでていて、こちらはリマスター&リミックスの二枚組+ボーナストラック。

MP3でダウンロードできるけど、無料じゃないので残留

SONGS 30th Anniversary Edition

SONGS 30th Anniversary Edition

  • アーティスト:シュガー・ベイブ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: CD
 

 

 

SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-

SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-

  • アーティスト:SUGAR BABE
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: CD
 

 

Add Some Music to your day

19才の山下達郎がつくった自主制作盤。コアなファン向け。こちらで買えます。

tatsuro.raku-uru.jp

 

ストリーミングで聴けないので残留

Tatsuro Yamashita CM Collection Vol.1

こちらは、山下達郎のCM特集。

大滝詠一さんが絶賛した「いちじく浣腸」が聴けるのがこのCD(多分サンソンではかからないだろう)

こちらもここで購入可能

tatsuro.raku-uru.jp

 

竹内まりや "Impressions"

1999年発売の竹内まりやのアルバム。 

山下達郎関連なので残留

Impressions

Impressions

  • アーティスト:竹内まりや
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1999/06/02
  • メディア: CD
 

 

 

4/4 通算586/1761 残したモノ/チェックしたモノ 

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